2017年5月1日月曜日

福助ミシンその1

子供のころからずっと足踏みミシンがほしかった私です。

最近アンティークショップ巡りをしてますが、
あるお店で運命の一台に巡り合ってしまいました!

なんと!あの足袋の福助で有名な福助のミシン!

アンティークミシンって、ほとんど動かないものが多いんですが、
これはお店で触ってみると、機械がどれも滑らかに動いてました。
欠落している物は、糸立ての擦れ防止フェルトくらい。

動輪を動かす皮ベルトや、下糸巻き用のローラーのゴムが
劣化してますがまだ十分使えるレベル。

ただ、上の板が傷だらけでちょっとかわいそうな状態です。
こんな風に落書きしてあったりね。
うん、この名前誰だろうと思ったら、1980年代のジャ〇ーズのアイドルの方でした。
そのころはまだ現役で使われてたってことですね。

中はこんな感じで、油汚れがちょっとすごい感じ。
黒く汚れた綿埃があちこちからぽろぽろ出てきて、
前の持ち主さんはたくさん縫物をされてた様子でした。

私も素人なので、手の及ぶところまでは掃除しましたが、
いつかきちんとミシン屋さんで分解清掃してあげたいなあ…。

とりあえずミシンの足が錆だらけだったので綺麗にしないといけません。
連休二日目を丸一日ミシン清掃に費やしました。
潤滑油のスプレーを吹き付けて古い油を浮き上がらせては、
スチールウールや真鍮ブラシでえんえんと磨き上げて、ようやく家の中に入れても
大丈夫なくらいきれいになりました。

ミシンの足もミシン本体も、ぜーんぶ鉄製だからすごく重いです!
でも足踏みの板部分まで、ちゃんと「FUKUSUKE」って入っててとっても素敵。
やっぱり昭和時代の物って、なんでも頑丈でこだわりがあるなーと思いました。

ちょっと長くなるので、その2へ日記を分けます。

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